こんばんは。team-aries の Eri です。だんだん日差しが心地いい季節になってきましたね。我が家の猫たちは、日中だけでなく夜でも出窓でくつろいでいることが多くなりました。まだ朝晩は肌寒いときもありますが、そろそろコタツの出番はおしまいのようです。
さて、本日は「あとからズーム(ワンランク上の写真が撮れるカメラ)」バージョン2.5 のリリースをお知らせします。今回のバージョンアップは前回から2ヶ月弱ということもあり大きな機能変更はありませんが、より使いやすくするための改良を加えましたのでご紹介します。 また、まだこのアプリを使ったことがないという人のために、アプリの特徴をあらためて簡単にまとめました。使ったことがあるという方も、ご一読いただければ幸いです。
<v2.5 アップデート内容>
- 新機能「露出の微調整」
- 撮影時に画面にタッチして指を上下にスライドさせることで、カメラの露出を手動で微調節できるようになりました。上方向にスライドさせると明るくなり、下方向にスライドさせれば暗くなります。
- 「あとからズーム」には、もともと自動露出補正機能が搭載されています。カメラはシーンに応じて最適な明るさに自動調整されますが、今回の新機能を使えばより好みの明るさで撮影することが可能です。
- プライバシーへの配慮
- アプリの切り替え動作を行ったとき、「あとからズーム」で撮影や編集をした写真部分に「ぼかし」が入るようになりました。
- 見られたくない写真がうっかり他の人に見えてしまうのを防ぐため、プライバシーに配慮した機能です。
- そのほかにも、使いやすさのための小さな改良をいくつか行いました。
「あとからズーム(ワンランク上の写真が撮れるカメラ)」とは?
ここからは、「あとからズーム(ワンランク上の写真が撮れるカメラ)」の特徴についてあらためてご紹介していきます。
「あとからズーム」は、team-aries が開発するアプリの中で「でか文字スコープ(使いやすい拡大鏡)」と「撮る猫(猫写真専用カメラ)」に続く人気のアプリです。もうすぐ(6月11日)最初のリリースから丸8年となりますが、この数ヶ月はダウンロード数がグッと伸びていて「撮る猫」以上のユーザー増加率となっています。日本以外にアメリカで長く使ってくれているユーザーが特に多いという、ちょっと異色(?)のアプリです。
「あとからズーム」の特徴を一言で表すと、「シンプルで簡単な操作なのにワンランク上の写真が撮れるカメラアプリ」でしょうか。iPhone向けのカメラアプリにはたくさんのものがありますが、このアプリの最大の特徴は、シャッターチャンスを逃さないために 写真を撮るときのプロセスを逆転させることにあります。構図を決めてから撮るのではなく、まず撮ってから最大12倍のズームで構図を決めて、うまくできたら保存するという使い方です。
写真を撮るプロセスを逆転
通常写真を撮るときは、一番最適だと思える構図を決めてから写真を撮りますよね。もし被写体が少し遠くにあったりした場合は、iPhone のカメラレンズを通して映し出された画像をズームさせ構図を決めてからシャッターを切ることになると思います。でも、シャッターチャンスを逃さないためには、きちんと構図を決めている暇はない!なんて思うことはありませんか?
そこで「あとからズーム」では、これまでの写真を撮る時のプロセスを逆転させることでこの問題を解決させました。つまり、構図を決めてから撮るのではなく、撮ってから構図をあらためて決めれば良いというわけです。
もしこの操作を iPhone の通常のカメラアプリを使ってやろうとすると、「カメラ」アプリで撮った(保存された)画像を「写真」アプリで拡大して保存し直す、ということになります。でも「あとからズーム」を使えば、写真を撮りズームして構図を決めなおして保存する、という一連の操作が一つのアプリ内で簡単にできてしまうのです。
また、写真を撮って構図を決めてから保存する仕組みになっているので、撮ってはみたものの気に入らなかった写真は保存しないということもできます。思い通りに撮れた写真だけを残すことができる のも、このアプリの人気の秘密です。
撮影に集中できる「オートフォーカス」と「オート露出補正」
綺麗な写真を撮ろうと思ったら、被写体にピントがあっているかどうかや適切な明るさになっているかどうかにも気を配る必要がありますよね。「あとからズーム」は、画面の中央にあるものが常に最適に写るよう、ピント(フォーカス)と露出を適切に自動調整します。これらの機能は、撮影中に iPhone の向きを変えるなどして撮影範囲が変わっても継続的に働くので、撮影時には被写体にレンズを向けることだけに集中することが可能です。なお、「オートフォーカス」と「自動露出補正」は、それぞれ「OFF」にすることもできます。
「オートフォーカス」を「OFF」にすると、画面をタップしたときにだけフォーカスを合わせることが可能です。焦点距離にこだわって撮りたいという人は、OFFにして使ってみてください。使い方としては、焦点距離の基準にしたいものを画面に入れてタップ、そのまま撮りたいものを画面に入れてシャッターを切る、という流れになります。
「オート露出補正」も、「OFF」にすると画面をタップしたときにだけ露出の補正を行うようになります。写真の明るさにこだわって撮りたいという人は、OFFにして使ってみてください。この機能は、オートフォーカスをONの状態にして組み合わせると使いやすいかなと思います。使い方としては、明るさの基準にしたいものを画面の中に入れてタップ、そのまま撮りたいものを画面にいれてピントが合ったところでシャッターを切る、という感じです。また、今回のバージョンアップで追加になった手動で露出を微調整する機能もぜひお試しください。
構図が安定する水平検出機能
良い写真を撮るためには、水平(または垂直)方向を意識することも大切です。例えば、広い景色を撮るときは地平線や水平線がきちんと水平方向になるように(右肩上がりや右肩下がりにならないように) iPhone を構えます。建物や人物を中心にした写真を撮るときも、地面が水平になるように(撮影対象が垂直になるように)撮りますね。でも、地平線はいつも見えるとは限りませんし、建物を斜め方向から撮るときなども水平・垂直を意識するのはなかなか難しいものです。
それならば水平方向の判断を自動でやってもらってしまおう、というのが「自動水平補正」機能です。この機能は、iPhone についているセンサーで方向を検出して、写真がまっすぐになるように回転してくれます。実際には回転だけではなくてもう少し複雑な補正をしているのですが、イメージ的には回転する感じになります。
「あとからズーム」は、アプリを起動して撮るだけで写真が水平になります。iPhone が傾いた状態でシャッターボタンを押しても、地面に対してまっすぐに iPhone を構えて撮ったようになります。おおよそ縦持ちで撮ればまっすぐ縦向きの写真が、おおよそ横持ちで撮ればまっすぐ横向きの写真が撮れます。この機能のおかげで撮影時に意識しなければならないことが減るので、よりシャッターチャンスに集中できるようになりますし、あわてて撮っても失敗しにくくなります。
なお、わざと傾いた写真を撮りたい場合のために、「自動水平補正」機能は ON/OFF の切り替えが可能です。撮影前だけでなく、写真を撮ったあとの編集画面でもワンボタンで切り替えられるようになっています。
簡単操作でズーム&トリミング
「あとからズーム」は、撮影中に12倍×撮影後にも12倍の最大144倍ズームが可能です。ズームは2本指で画面をピンチアウトするだけなので、直感的に操作することができます。撮影後に適度にズームすれば、周囲に写り込んでしまった余計なものを簡単な操作でトリミングできるので、被写体をより際立たせることが可能です。なお、編集画面ではダブルタップすることでも、タップした部分を中心にして任意の倍率でズームすることが可能です。倍率は設定画面で変更できますので、お好きな値に変更してみてください。
画質の低下を軽減する独自のアルゴリズム
「あとからズーム」を使って撮れる写真の画質は、使用するデバイスのカメラで撮影可能な最も高解像度のものに対応するようになっています。ですので、このアプリで撮った写真は「カメラ」アプリで撮った写真よりも解像度が劣るということはありません。
また、写真を拡大させた時にも画質の劣化が気になりますよね。元の写真の縦横比は変えずに拡大してから保存するので当然画質は落ちてしまうのですが、このアプリは独自のピクセル推測アルゴリズムを搭載することで、極力画質の劣化を防いでくれます。拡大された写真は保存前に最も綺麗に見えるように処理されます。
ちなみに、このアプリではカメラロール内の写真も読み込んでズーム・保存することができます。過去の写真も、通常の手順で「写真」アプリなどでトリミングするより綺麗に残すことができるかもしれません。
シンプルで簡単操作だから日常使いにおすすめ!
紹介してきたように、「あとからズーム」にはシンプルだけどワンランク上の写真を撮ることをサポートする機能がいくつも搭載されています。複雑なエフェクトを加えたりスタンプなどで装飾したりするような派手な機能はありませんが、特別なテクニックがなくても誰でも簡単に良い写真を撮ることが可能です。このシンプルで簡単に使えることが、日本だけでなくアメリカなどでも長く愛用されている理由なのかもしれません。「作った料理の記録を残したい」、「散歩の途中で見つけた可愛い花や景色を撮っておきたい」というような日常的なシーンで、ぜひこのアプリを使っていただければ嬉しいです。
また、前回のブログ記事で「あとからズーム」のおすすめの使い方や「撮る猫(猫写真専用カメラ)」との違いについても紹介しています。あわせて読んでみてくださいね。
ぜひ最新版をダウンロードしてご使用ください!
というわけで、今回のバージョンアップでは、「撮影時の露出微調整」機能やアプリ切り替え時の「ぼかし」機能などが追加されました。ますます使いやすくなったので、ぜひ最新版に更新してご使用くださいね。今後も「あとからズーム」が皆様のお役に立てれば幸いです。
また、レビューやご要望をいただくと大変励みになります。お手数とは思いますが、今回のバージョンの評価についても、レビューをいただけると大変光栄です。
それでは、今後とも「あとからズーム」と team-aries をよろしくお願いいたします。
ダウンロードは App Store から
「あとからズーム(ワンランク上の写真が撮れるカメラ)」はダウンロードするだけで、全ての機能をご利用いただけます。もちろん無料です!
※広告について:無料ダウンロードを可能にするため、本アプリの画面の一部には広告が表示されます。広告はアプリ内でアドオンをご購入いただくことで削除できます(ご購入は任意です)。